師走のお稽古
1回目 鷺娘9回目
ここ数日あまり練習時間が取れず。この日は朝練習できなかった。
覚えたはずのところで間違えるし、最初の新合方の変わった間のところはこけるし(師匠は替手)。練習不足って素直に表れるよねえ。
ま、でも先には進みました。
譜を読んで、「こうだろう。」と思ったところが、教わったものと違ってて。「譜とちがうんだ。」と思ってたわけです。変わった間です。
帰って譜を見たら、同じだった(笑)
覚えると好きだな。この間。
頭の中をぐるぐるするんですけどね。師匠の口三味線がずっと頭の中をぐるぐるしてます。修羅の太鼓は暇もなく〜の後のところ。これは太鼓が鳴ってるのを表現してるのかな。そうだと思って弾いてますけれども。
獄卒四方に群がりて〜の前まで。
長唄二題の会 第三十一回
2010/10/6(水)開演19:00(開場18:30)
場所:お江戸上野広小路亭
料金:2000円
葉月のお稽古
1回目 君が代松竹梅・元禄花見踊(三味線)
気付いたらもう8月でした!!!
気付けば、今月末浴衣会なのです。
うちのお稽古場で、一緒の曲に乗る3人合同お稽古に突入しておりまして。部活みたい〜。
今までの舞台は、プロの中に一人混じっての演奏だったので、「音がずれている=自分がずれている」でした。
でも、今度の舞台は、他のお稽古場の方も合わせて5人の素人衆+プロでの演奏なんです。
調子を変えるときに、わけわからん。
この外れた音は自分か?!
一通り演奏が終わった後、師匠が「調子が合ってない。」と、呆れたように仰いました。
みんな、合ってなかった(笑)
いや、笑い事じゃなくて。
1回弾いた後、花見踊をやって、また松竹梅を合わせたんですね。で、2回目は、師匠も横並びで。
(正面)
兄弟子・私・師匠・姉弟子
の並び。
うん。隣に「絶対に合ってる音」があると、調子が合わせやすい!本番も、私の右隣はプロの方です。兄弟子さんの隣は、私だけです。ごめんなさい。
替手が入る合方を3回くらい合わせましたが、1回私、落ちました。それまで二人で弾いていた音が一つだけになると、かなり目立つねえ。
モチベーションが上がらないで今まで来たけれど、ちょっと不出来すぎ。もっと練習しなきゃ。
2回目 君が代松竹梅・元禄花見踊(三味線)
合同稽古です。
兄弟子さん不在のため、替手は私一人でした。
自分が『苦手なこと』と自覚しているもの。
思い知るたびに凹みます。自分の中には“無い”んじゃないかと思うと、怖いです・・・。苦手意識はあっても、実は、そのものが無いんだとしたら、どうしたらいいんだろう。
とか暗くなってもさ、好きなんだから仕方ないです。
替手が入る合方の部分を3回やり直してもらって。
全部出来なくて。もうお手上げなくらい出来なくて。
師匠から視線をそらす私・・・。
「最後にもう1回やっておこう。」と師匠は諦めてくれませんし。
最後の1回は、自分でも不思議なくらい力が抜けていて、変な意識もなく。
『あー弾ける』と思いました。一応はまったみたいです。
「変に意識しなきゃはまるんだよ。」と、弾いた後言われました。
3回目 君が代松竹梅・元禄花見踊(三味線)
兄弟子不在の合同稽古も2回目。
前回凹みすぎて、逆に力が抜けたのか・・・?
「今まででいちばん良かった。」と言っていただけました。
「はあ。」<はあって!
んー。
「替手二人だから、しっかりあてないと聴こえないからね。」と言われているものだから、ガシガシあてる。ただでさえ軽やかに弾けないのに、ガシガシあてると、理想の松竹梅からどんどん離れていくんです・・・。録音聴いて凹む。
んー。
「今まででいちばん良かった。」とはいえ、やっぱりもたれ気味のところはあるし、上から下に一気に音が飛ぶときの勘所は微妙だし、そういうところをしっかりしてから、軽やかを目指すべきでしょうが。
来月の会の前に、一度浴衣会で弾きます。
それまであとお稽古1回。兄弟子もやっと戻ってくる。