卯月のお稽古

1回目 連獅子(三味線)


本手を最初っから最後まで弾く。
二上りの合方が、へろへろでも何とか最後まで辿り着く、ということさえなく。
この日は、途中をすっ飛ばしたらしい。間違いに気付かなかった・・・。


細かいところは、「そこはゆるめない!」「そこはゆるめて!」という部分がちらほらと。


とにかく、替手が入っても自分でノリを作って、間を守って、弾けるようになること。
次回もう一度本手を通して、替手のお手本を録音させていただき、次々回から替手を教えていただく予定。


あ。「狂いの合方」が急にスピードアップ。
ところどころ置いていかれそうになり、くらいついて・・・って感じでした。
「これくらいで弾きたいから。」と。


必死すぎる。仔獅子の気分。



狂いの合方は、ガチャガチャしすぎ。
全体的には、こう・・・毛羽だった感じ。
なめらかさが全然、ない。

2回目 連獅子(三味線)


この日も本手をはじめから。
独り弾きで、これから乗っていく流し(?)の部分を締めてしまい、注意。
「それは絶対しちゃだめ。」盛り下がると。


勘所も、独り弾きのところも、良くなったと褒めていただきました。
前日から続けてのお稽古だったため、朝に一度浚っただけですけれど・・・まぐれ?


今回は、途中途中に、替手のお手本を録音させていただきました。
家に帰って、譜面を直す。本手よりも直す部分が多い!


文化譜より地味目だなあ。
二代目さんは、あまり派手なものは好まないという印象があります。
すっきりしてる。


狂いの合方は、替手がないのですって。
つい、「よかった。」と胸をなで下ろしてしまいました。

3回目 連獅子(三味線)


今回から、替手に入りました♪♪
お稽古三連チャンなので、朝に一度浚うことしかできないっ。
いちおうちゃんと譜面は直せていたようで、よかった。


蹴落とす子獅子は〜の後から替手が入ります。
お。最初の手が、狂いの合方と似ている。


今回は、先生も替手を弾いて教えてくださったので間違えませんが、本手と合わせるようになったら、間違えそう・・・。


もしくは、狂いの合方の方を間違えるか。


ややこしや。


「私ほんとに替手弾けるようになるら・・・?」とうつむき加減で帰ったのに、家人に「お稽古どうだった?」と聞かれて、「替手に入ったんだよー。」と言った声が嬉しさいっぱい◎だったらしい(笑)


翌日から何度も何度も弾いていたら、どうにかなってきました。
そうすると、本手と合わせてみたくなる。はやく。


でも、合わせられるのは、もうちょっと先。待ち遠しいです。



(替手を弾いてばかりいたら、本手を忘れそうになりました・・・。)

4回目 連獅子(三味線)


私替手、先生本手でお稽古。


はじめて全曲を習った岸の柳。
いきなり先生が替手を弾き始めたとき、びっくりして止まってしまったっけ。
それからしばらく替手恐怖症でした。替手が入るとつられてしまって本手がわからなくなってしまう。


ああ、あの頃がなつかしー・・・・。


って。今回、はじめて本手と合わせてみて。
悲しいくらい本手につられる替手(私)。
単純に本手の間に音を入れるだけなら、まあ、できるんですけれども(精度は低い)。
本手「ツルツン ツルツン ツルツルツン」
替手「ツツンツ ンツンツ ツルツルツン」

のとこ。見事なくらいに、つられる。
何遍もやり直して、5回に1回くらいの成功率。
なんとかはまっても、もたれてたり。


「裏に入るんだよ。」となんど言われたことか。
頭ではわかってるんです!!!


最近では、いきなり替手を入れられてもなんとか弾けるようにはなっていたけれど、本手を弾いていて替手を入れられるのと、本手に替手を入れるのとでは、また違うということがわかりました。本手は受け入れる側で、とにかく自分の間で弾ければOK。替手は、埋め込んで行く側だから、本手を聴けないとダメだし、本手と替手それぞれの旋律と、二つがはまった時の旋律と、全てを把握してないといけないんでしょう。


今は、本手に合わせてもらってる状態です。
お浚い会までまだまだ時間があると思っていたけれど、問題は山積みですな。

5回目 連獅子(三味線)

替手2回目です。

私は替手を弾ける器でしょうか・・・・という疑問が湧きました。
ひじょーーーに弱気。

帰って録音を聴こうと思ったら、録れていなかった。
記憶とお手本を頼りに譜面を直そうと思ったけれど、どうも分からない箇所がありました。

うーーーむ。

皐月の1回目は、中旬なんだよなあ。
その箇所は、ごにょごにょと濁したまま練習しています。

そんな日もあるよね。