如月のお稽古
1回目 君が代松竹梅のち花見踊(三味線)
先週今週2週間で5回お稽古があります。
前回のお稽古から土日を挟んで今月一回目のお稽古でした。
とにかく予習より復習。
合方をたくさん弾く!考えずに弾けるようにならなきゃ、この合方は置いてけぼりをくってしまう。
今回のお稽古、師匠が怖かった・・・!
怖いというか、まあ“厳しい”のですが。こわかった。厳しくお稽古してくださるということは、引っ張り上げようとしてくださってることだと思うと、とても有り難くて嬉しいのです。
何が厳しいって勘所に関してなのですが、今回は、二の糸の5の勘所(文化譜)が微妙にずれるのです。時々抜き打ちで、師匠は5の音の時に弾かなくて、私の微妙にずれた音が部屋に響くのです・・・。そして、「音!!!!」という師匠の声があとから響くのでした。
四苦八苦している合方は、2回くらいやり直して先に進みました。
ここから、梅がたくさん出てくる部分。華やかでかわいらしさもあって、聴いていていちばん好きな部分なんですけど・・・これが覚えづらい。合方に掛かりっきりだったので、この部分は譜面を見ながら何度か弾いてるくらいです。
あんまり進まず。
稽古の最後に、言われたことは・・・
「まだ時間あるし、先に進もう進もうと思わなくていいから、確実に弾けるようにしてください。」
はい。師匠って弟子のことよく解ってますよね・・・。
2回目 君が代松竹梅(三味線)
何度も書いてる気がしますが、この曲は、9月に舞台で弾く曲です。
10人ほど(弟子たちだけで10人くらいそれにプロが加わります)の合同で演奏するのですが、兄弟子と私の2人で替手を弾く予定です。と言っても、ほぼ三下りの合方の部分だけしか替手は入りませんけれど。
まずは本手を弾けるようにならないと、替手は弾けないので、本手をしっかりと。
なんですけど。
これがまあ。なんでこんなに駄目なんじゃーー!!と叫びたくなるほど、この合方が苦手。
そんなに難しい手ではないんです。でも、間違える。必ず間違える。
間違えるのとは別に、本手は替手に追いかけられる(表の間を弾く)ので、速くなってしまう。
「速い。」と師匠に言われても、弾いてるときはわからない。録音を聴くと、しっかり(?)速い!よくわかる。綺麗にスタスタ・・・となってないなー。“ス”が表で“タ”が裏ね。
打ち合わせって言うのですが(スタスタ・・・)、やるのは難しいよーーー。
3回目 君が代松竹梅(三味線)
相も変わらず合方の部分を何回もリピート。
お陰様で、替手と合わせるのは慣れてまいりました。
本手と替手を合わせるって、自宅の練習では出来ないことなので、有り難いのかも。
合方が終わった後の梅の部分は、師匠と一緒に弾けば、うろ覚えでもまあ弾けます。
同じような曲調がずーーーっと続くので、プロでもぼけっとしてると危ないそうです。
今の季節にぴったり♪
4回目 君が代松竹梅→元禄花見踊(三味線)
ええっと。花見踊だけのつもりで行ったら、松竹梅もやりますっていうお稽古でした。
替手に追われると早くなるのは相変わらず。花見踊は、まあこれくらい覚えていればいいでしょう。
くらいの出来でした。あと半年覚えておかなきゃのー。