長唄二題の会 第十七回(納涼公演)

2009/8/19(水)開演19時(開場18時半)
場所:お江戸上野広小路亭
料金:2000円

■岸の柳
唄:山崎一
三味線:松永鉄駒,東音穂積大志

助六
唄:杵屋三七郎
三味線:東音大木啓衣,(上)杵屋五助

■綱館
唄:杵屋三七郎,杵屋長寿郎
三味線:松永鉄九郎(特別出演),東音阪本剛二郎,東音穂積大志


前回の会の直後、出演者さんのブログを拝見し、ちょっと心配でした。
きっと答えが出たんでしょうね!そんな感じを受けました。

岸の柳も助六も綱館も好きな曲なので、とっても楽しみで。

岸の柳の解説は松永鉄駒さん、助六の解説は東音大木啓衣さん、綱館の前に松永鉄九郎さんと杵屋三七郎さんの対談(解説も)がありました。

鉄駒さんと大木さんは初解説!
ああいうのって緊張するんだろうな・・・私やれって言われたら、やっぱり大緊張するもんね。でも、三七郎さんも穂積さんも最初の頃は緊張してらっしゃるのが分かったし。慣れると思うんだよな〜。

大木さんは、スケッチブック(絵とか)を使っての、とてもチャーミングな解説でした。面白い方だ。

演奏は、綱館がとても面白かったですよ。
伝の会で、唄を伯母さんと渡辺源氏綱に分けて演奏したのは聴いたけれど、今回は、唄だけでなく、三味線も伯母さんのところと渡辺源氏綱のところで演奏者を分けたの!

で、前半と後半の間に幕三重(だっけ?)を入れて、舞台が変わりますよーって。

ストーリー性がより生きていて面白かった。
こういう曲は、演奏者によって全然違うものになるというのが、素人にもよくわかりますね。