師走のお稽古

1回目 元禄花見踊(三味線)


前回から約20日空いてのお稽古でした。
夜あまり練習が出来なかったのと、疲れとで(言い訳かもしれませんが)練習不足でした!
11月はたくさん練習したのでね・・・落差が激しすぎて。先生にも分かったんだろうな。


さて、お稽古は、最後まで通っているので、替手を入れてくださいました。
打合せがやっぱり苦手ーーー。早くなっちゃいけないと思うともたれるし。その部分だけやり直すと出来るんだけど、通すともたれる(笑)


打合せは、聴くのと弾くのとじゃ大違い。
聴くのは好きだけど、弾くのはきらーい!
でも、ピッタリはまると楽しいし気持ちよいんだよねえ。


今月で花見踊もいちおう終わるし(来月からも月イチで花見踊をやるそうですが・・・)、もっと替手と合うようにして終わらせたい!

2回目 元禄花見踊(三味線)


1回目の翌々日でした。
ま、まあ・・・いきなり替手を入れられた初回よりは、はまったけど。
余裕は一切なし。


「花と月とは〜」の前に、独りで弾く部分(チチチチ チテツテ チンチン)がありまして。
その部分が、ぶつ切れにならず、「音が残るようになったね。」と褒めていただけるようになりました。先生が弾く、余韻の残る音にはほど遠いけれども。連獅子の時は音がブツブツ切れちゃって、よく注意されていましたので。


「少しずつ上達してますよ。」と言っていただくと、少し安心します。だって、自分では上達ってわからない・・・。そりゃあ5年前より上達してるっていうのはわかるけど、去年より上達してるか?と思うと、・・・わからない。


お稽古が終わった後、三味線を片づけている時に師匠が「花見踊って意外と難しいんですよねぇ。」と仰って。

うんうん!!意外と難しい。
指が縺れそうになるし、速いところで焦ってしまう。
ほぼ同じメロディーなのに、一音だけ違うところが一箇所だけあったりするし、ミスなく弾けません・・・。


忘れると困っちゃうってことで、来月からも月イチ花見踊になったのでした。
うちの師匠って結構過保護でしょ?(笑)

3回目 元禄花見踊(三味線)


お稽古が30分押しだったので、私の前のお稽古が終わってすぐ「じゃ、始めましょう。」って始まりました。「一(の糸)下げて。」と言われてね・・・師匠は三の糸を替え始める。


自分で調子を合わせるって当たり前なんだけど、珍しい。


お稽古始まっても、なんだか厳しめ。
「もたれてる。」と「音!!!」しか言われず。


あああ〜厳しい。うれしい。


そういえば、「花と月とは〜」の前の一人で弾くところ。
「硬い。力入ってる。」って注意を受けました。
んーーー余計な力が入らないように弾くって難しい・・・。
やり直しても入ってしまい、一緒に弾いてもらってしまった。


私の花見踊は、もったり重たいんだわな。全体的に。

4回目 元禄花見踊(三味線)


お稽古納めです。
ギリギリに到着すると、師匠は「ちょっとお茶飲んでくるから浚ってて。」と部屋を出て行かれました。

ああ・・・この「浚ってて。」が苦手です。お稽古事に「恥ずかしい」という気持ちを持ったら失礼なのは承知していますが、はずかしい・・・。独りで弾く部分だけ、浚いました。

そのときに、「三が少し下がってるかな〜?」と上げたんです。
で、師匠が戻ってきて、「ドントンテン」とあてたら、「三が高い。」と言われました・・・。うう・・・耳が悪いな・・・うえ・・・。


最初から最後まで通して、替手の入るところから最後までまたやって。
「うん、だいぶ弾けるようになった。じゃあ、花見踊はいったん上がりということで。」


・・・月イチ花見踊はなしかな?

「来年から松竹梅をやって・・・どうしますか?唄(弾き唄い)もまたやりましょうか。」

うおっ唄だ!
「はい。」

「唄は何やるって言ってましたっけ?」
越後獅子です。」

三味線は忘れつつあります、越後獅子です。
また覚えなきゃ。


松竹梅が軌道に乗るまでは、月イチで唄(弾き唄い)をする・・・予定。
名取試験のための練習の時に、「お稽古日を増やすことはできますか?」と師匠に尋ねたことがあります。月4回のお稽古のうち、三味線と唄を2回ずつだと、三味線がなかなか進まなくてジレンマを感じていたので・・・じゃあ、唄の分お稽古を増やしていただけばいいのではないか〜!と思って。


だけども、その時と少し事情が変わって、今は無理だなぁと・・・。
この欲は、ひとまず引っ込めます。しっかり暗譜して行けばいいんだわね。