秋の本公演

2009/11/1(日)昼の部14時開演(13:15開場),夜の部17時半開演(16:45開場)
場所:銕仙会能楽研究所
料金:正面指定S席 6000円 / 正面指定A席 4500円 / 脇正面指定A席 4500円 / 中正面自由席 3000円

鞍馬山
唄:杵屋勝彦,杵屋勝吉治,杵屋三七郎
三味線:松永鉄九郎,杵屋邦寿,(上)東音塚原勝利
立鼓:望月太意三郎,小鼓:梅屋喜三郎,大鼓:梅屋富三郎,太鼓:梅屋小三郎,笛:福原寛

▼ 伝の会ライヴ

勧進帳
唄:杵屋勝彦,杵屋勝吉治,杵屋三七郎,杵屋三美郎
三味線:杵屋邦寿,東音塚原勝利,東音阪本剛二郎,(上)松永鉄九郎
立鼓:望月太意三郎,小鼓:梅屋富三郎,梅屋喜三郎,大鼓:梅屋小三郎,笛:福原寛


お天気は曇り空。夕方から雨という予報の日。
能楽堂での催しは、神楽坂で一度体験していますが、今回の方がこぢんまりした空間でした。能楽堂での公演ということで、「勧進帳」と「鞍馬山」の二題に決まったそうです。

入退場や配置にも気を遣っていて、いつもとは違う雰囲気!
とっても雰囲気があって良かった。

能楽堂ということで、三味線を演奏するために創られている空間ではないことから、音が自分に返ってこない・・・と仰ってました。

邦寿さんのお三味線の音は綺麗に響いていたなぁと思ったのですが、お天気の状態か皮の張り具合か、鉄九郎さんのお三味線の音が鳴らないなぁ・・・って、私は思ったんですが。どうなんだろ。お天気は皆さん同じ条件か・・・。

お囃子さんの音が綺麗に響くなぁとは思ったけど、唄や三味線が聴こえづらーい!とは感じなかったけども。

鞍馬山』は、思い入れたっぷりの曲です(初めてのお浚い会で弾いた曲)。
習ってからしばらくして「いい曲だー」としみじみ思った。よく纏まってる。
勧進帳』と比べると派手さはないけど、良かった◎

鉄九郎さんの緊張が珍しく表れていたような気がする・・・な。

勧進帳』はいいねえ。素の演奏の方が好き。
瀧流しの合方は、聴いててこんだけ揺さぶられるんだもん、弾いたらどうなっちゃうんだろう(笑)

カッコイイ!!!

って心の底から言える演奏でした◎